私は片付けが苦手です。
特に洋服の片付けが下手で、夏物や冬物が一緒のタンスにしまってあったり、タンスに入らないものは積み上げられていたり。
今年の目標の一つが身の回りの片付けです。
スッとしまい、サッと取り出せる洋服ダンスを目指します。
ちなみに片付けや身の回りの整理は相続対策の観点からも有効だと思います。
なぜなら、相続人の負担を軽減する事ができるからです。
例えば、不用品の処分。
亡くなった後に処分してもらうことは相続人に負担を相続させるようなものです。
私は大量の本がありますが、これを遺したら何と言われるか…
相続人の負担軽減のためにも、不用品は処分しておく事が相続対策になり得ます。
ただし捨てるだけでなく、売ることもできるかもしれません。
スペースの確保と共に、金銭に変わるメリットもあるので不用品は自分で処分しておきましょう。
また、直接的な片付けではありませんが、取引金融機関の整理も有効です。
マイボイスコムが2021年に調査したところ、取引金融機関が1つという人の割合は8.6%で、同2つが17.0%、同3つが23.0%、同4つが17.4%、同5つが14.1%という結果だったそうです。
相続人は取引金融機関の数だけ相続手続きをしなければなりません。
相続人が大変な思いをしないように、できるだけ取引金融機関を減らすことも対策です。
以上の通り、片付けや身の回りの整理をすることは相続対策になり得ます。
遺言を作ったり、相続税対策をしたりといった対策をすることも重要ですが、専門家に相談しながら進める必要があるため、すぐに取り組みづらいのが現実です。
片付けや身の回りの整理は相続対策の中では取り組みやすいのでおすすめです。
残される家族のためにも片付け、整理をしていきましょう!